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会社概要

歴史

クライアント最優先の理念は1828年から始まりました。

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WTWの価値観

クライアント最優先の理念、チームワークの重視、揺るぎない健全性、最善の結果を目指す姿勢。これらの価値観こそ、WTWの歴史の中核となります。常に顧客を尊重し、顧客の立場に立ったサービスを提供し続けた結果、多くの顧客と創業初期から現在に至るまで取引を続けています。WTWの価値観は、今後も変わることはありません。


【保険ブローカー業務、アクチュアリー業務の誕生】


1828年

ヘンリー・ウイリスが、英国ロンドンのバルチック海運取引所で、輸入商品の販売を開始。

1841年

ウイリスがロイズ(保険市場)の会員権を申請し、保険ブローカー業務を開始。業務規模拡大に伴い船舶保険に携わり、海上保険での地位を築き、ヘンリー・ウイリス・アンド・カンパニー社を設立。

1865年

アクチュアリー・コンサルティング会社の先駆けとなるファクラー・アンド・カンパニーがニューヨークで設立。

1878年

ルーベン・ワトソンが、マンチェスター・ユニティー・オブ・オッドフェローズからアクチュアリーに任命され、世界最古のアクチュアリー会社であるR・ワトソン・アンド・サンズを設立。マンチェスター・ユニティーをはじめ、現在も創業当時からの顧客を多く抱える。

1889年

ピーター・ファクラーが、現在の保険計理士協会の前身である米国アクチュアリー会の設立に尽力。当時のアクチュアリー分野における各種団体との緊密な連携は、これまでのアクチュアリー業務に大きく貢献し、WTWは現在でも世界最多のアクチュアリーを有する。

【業界トップの地位を確立】


1896年

ヘンリー・ウイリス・アンド・カンパニーが、米国に本拠を置くジョンソン・アンド・ヒギンスとの提携関係を得たことにより、米国市場への進出の足がかりを得る。

1898年

ヘンリー・ウイリス・アンド・カンパニーがフェイバー・ブラザーズと合併し、ウイリス・フェイバー・アンド・カンパニーを発足。世界最大のブローカー・ポートフォリオを保有し、多くの海上保険口座を獲得。

1928年

ウイリス・フェイバー・アンド・カンパニーが、デュマス・アンド・ワイリー・リミテッドと合併し、ウイリス・フェイバー・アンド・デュマスが発足。

1910年代

1911年の国民保険法の成立を受けて、R・ワトソン・アンド・サンズは、英国政府に対する国民保険プログラム関連のトップ・アドバイザーとなる。

1920年代

創業者であり、「年金計画の父」とも呼ばれるウォルター・フォースターが、大規模な保険付き年金プランの一つを、イーストマン・コダック社に売却。

1934年

タワーズ・ペリン・フォースター・アンド・クロスビー(TPF&C)が設立。当初、再保険および生命保険業務を行っていたが、その後年金、再保険ブローカー業務、従業員福利厚生プランに特化した業務に従事。

【グローバル化の始まり】


1943年

バーチャード・ワイアットが、アクチュアリー・コンサルティング会社であるワイアット・カンパニーをワシントンDCにて開業。

1950年

ワイアット・カンパニーが、ファクラー・アンド・カンパニーを買収。

1950年代以降

民間企業による年金プランが人気を博し、欧米でアクチュアリー業務に注目が集まる。これにより、欧州および北米における最大規模のアクチュアリー・コンサルティング会社としての地位が強固となる。

1960年代

TPF&Cが業務を拡大し、ヘルスケア、従業員報酬、企業コンサルティング分野においてもサービス提供を開始。

1976年

ウイリス・フェイバー・アンド・デュマスがロンドン株式取引所に上場し、英国を代表する専門ブローカーの地位を確立。

【グローバル化の進展と業務拡大】


1970年代、1980年代

米国における規制変更および従業員手当コストの増大により、アクチュアリーによる専門知識の需要がさらに高まる。

1980年代

ウイリスが再保険部門を拡大し、海上保険ブローカー業務の規模を上回る。

1986年

タワーズ・ペリン・フォースター・アンド・クロスビーが、アトランタに本拠を置くティリングハスト・ネルソン・アンド・ウォーレンを買収。

1987年

タワーズ・ペリン・フォースター・アンド・クロスビーが、社名をタワーズ・ペリンに変更。

1990年

ウイリス・フェイバー・アンド・デュマスがコルーン・アンド・ブラックとの合併により、米国リテールブローカー業務に参入。世界第4位の保険ブローカー企業となる。

1995年

R・ワトソン・アンド・サンズと、ザ・ワイアット・カンパニーが企業提携関係を結び、ワトソン・ワイアットが成立すると共に、両者のグローバルリソースを統合。

1995年

ウイリスの各事業が、ウイリス・グループという単独名称のもとに統合。

1997年

ウイリスがフランスのブローカーであるグラ・サヴォアの株式33%を取得。

1998年

ウイリス・コルーンが、コールバーグ・クラヴィス・ロバーツに14億ドルで買収され、上場廃止。

2000年

ワトソン・ワイアットがニューヨーク証券取引所に上場。

【不確実性の増す世界において、顧客の成功を支援】


2001年

ウイリス・グループがニューヨーク証券取引所に上場。

2006年

学術機関と金融セクターの共同プロジェクトとして、世界最大となるウイリス・リサーチ・ネットワークが設立。

2008年

ヒルブ・ローガル・アンド・ホッブスを21億ドルで買収したことにより、ウイリス・グループ米国部門の事業規模が2倍に拡大。

2010年

タワーズ・ペリンとワトソン・ワイアットが対等合併。タワーズワトソンが誕生。

2012年

タワーズワトソンがエクステンド・ヘルスを買収し、米国における民間ヘルスケア市場に参入。

2015年

ウイリス・グループが、グラ・サヴォアの残存株式を買収する権利を行使すると共に、ロンドン有数の独立系ホールセール保険ブローカー業者であるミラーの株式85%を買収することに合意。

2016年

ウイリス・グループとタワーズワトソンが合併。Willis Towers Watsonが誕生。

【強く、独立した未来へ】


2016

ウイリス・タワーズワトソンがビジネスリーダー、理事会メンバー、学者で構成され、2030年までにリーダーシップのジェンダー平等を達成することに取り組む、パラダイム・フォー・パリティ® (P4P)連合に参加。

2019

ウイリス・タワーズワトソンが、個人と米国の保険会社をつなぐ直接販売のヘルスケア組織であるTRANZACTを買収。

2020

ウイリス・タワーズワトソンが、中米の地域保険ブローカーで6カ国で事業を展開するユニティ・グループを買収。

2021

ウイリス・タワーズワトソンが、「遅くとも2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする」というコミットメントを発表。

2022

ウイリス・タワーズワトソンがWTWへブランド名を変更し、ナスダック取引所におけるティッカーシンボル(銘柄コード)もWTWへと変更。カール・ヘスがジョン・ヘイリーの後任として新CEOに就任。

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