テロは企業保険の分野では重要かつ複雑なリスクであり、再保険のサポートなしでは対応できない難しいリスクです。その意味でも企業がテロリスクを保険転嫁するためには、政府が提供する公的保険制度をうまく活用することがとても重要です。
ご存じない方もいるかもしれませんが、国によっては公的なテロ保険制度が整備されている国もあり、このレポートは主要国の制度概要をご案内するものです。(仕組みとしては日本における個人向け地震保険と同様の制度とお考え下さい。
*参考;損害保険料率算出機構ホームページ
テロのような予測不能な災害に対する恒久的な対処方法はありません。企業が存続するためには多くの挑戦を伴う十分な準備が必要です。
テロリスクの公的保険制度は、民間のテロ保険と組み合わせることにより、グローバル企業が安全かつ安定的に事業運営することを可能にします。ウイリス・タワーズワトソンは、Pool Re*(注1)およびInternational Forum for Terrorism Risk Insurance Pools(IFTRIP)(注2)のグローバルメンバーと協力し、今回「ウイリス・タワーズワトソン テロリズム・プール・インデックス第3版」を発表いたしました。このレポートでは、世界の主要な国のテロリスク公的保険制度の主な機能について説明しています。
提供される情報は、一般的なガイダンスのみを目的としています。テロ保険の購入を検討される際には、グローバルおよび各国地域において専門家からの適切なアドバイスを得ることをお勧めします。
詳細および貴社のテロ保険プログラムについてのご相談は、こちらよりお問い合わせください。
*(注1)Pool Re
英国の再保険会社で、英国内で発生したテロに関連する損害のための再保険を提供するために1993 年に設立された。
*(注2)International Forum for Terrorism Risk Insurance Pools(IFTRIP)
2015年にロンドンで発足したテロ(再)保険プールのための国際フォーラムであり、年次総会はオーストラリア(2016年)、パリ(2017年)、モスクワ(2018年)、ブリュッセル(2019年)で開催されている。
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