この状況は、未だにソフトマーケット環境とは言えないものの、いくつかの保険種目(サイバー保険など)を除いて、多くの保険種目において保険料率のアップが緩やかになりつつあります。
今後、引き続き保険マーケット変化に対応するために、満期日前或いは工事開始前段階からの積極的な検討、また明確なプラン、品質の高いアンダーライティング情報・データを確保する必要があります。
詳細についてはグローバルコンストラクション保険マーケット・アップデートとして、“Global construction rate trend report Q2 2021 - regional insights and rate trends”をご覧下さい。
アジアにおけるサマリーは以下のとおりです:
現在、コロナウイルス感染により、工事開始遅延、中断あるいは停止している、アジアにおける各種インフラストラクチャー開発が徐々に再開されることや、ワクチン接種の普及により移動制限が徐々に解除・緩和され、より多くのプロジェクトが開始されることで、新たなキャパシティがマーケットに提供され、今後、一定程度の保険マーケットにおける競争が見られることを期待しています。
【注】本情報は主題内容に関する一般的な情報を提供することを目的としており、法律上、会計上、及び税務上のアドバイスを目的としたものではありません。法律上、税務上、及び会計上の義務・条件に関する事項につきましては専門家にご相談下さい。
タイトル | ファイルタイプ | ファイルサイズ |
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Global construction rate trend report - Q2 2021 regional insights and rate trends | 6.7 MB |
2014年2月、WTWシンガポールオフィスにてJGPGアジアを設立、APACにおけるリージョンリーダーとして同組織を運営。現在、約450社に上る日系ビジネスを統括。保険会社における引受部門、多国籍企業における保険マネージャー、国際保険ブローカーとして23年の経験、また14年に上る欧州・シンガポールでの勤務経験を持つ。