~川崎重工業㈱における事例紹介と新たな地震保険の導入手法~
2022年1月から5月までで「震度4」以上の地震が日本国内で発生した回数は、実に26回に上ります。また「震度5弱」以上の地震発生回数は7回、「震度6弱」以上も2回発生しています(出典:日本気象協会HPより)。
多くは宮城県・福島県・茨城県など東北地方の沿岸を中心としたエリアで起きていますが、大分県・熊本県沖の日向灘、石川県の能登半島、京都・和歌山地方、北海道などでも複数回の地震が発生しています。まさに日本は狭い国土で地震が頻発する「地震大国」という状況です。
3月16日には宮城県と福島県で最大震度6強を観測する強い地震が発生し、東北や関東地区に拠点を置く自動車メーカー、半導体メーカーなどの製造業を中心に工場の操業停止を余儀なくされ、他工場での代替生産やサプライチェーンの混乱という問題が浮き彫りとなりました。
このような状況の中で、日本企業の多くはリスクコントロール(耐震補強や事業継続計画の策定など)を中心に対応策を取っていますが、リスクファイナンス(保険など)はコストが高いというイメージから、検討はあまり進んでいないように思われます。
地震のような広域かつ巨額損害に繋がるリスクは、リスクコントロールでリスクを低減し、それでも残るリスクを保険などのリスク移転策(リスクファイナンス)で対応するという方法が合理的です。
こういった背景の中で開催された今回のオンラインセミナーでは、関西を代表する企業である川崎重工業株式会社の葛目様より、地震保険を導入した背景や考え方、担当部署の責任者として社内でどう動いたのかをお話しいただきました。
また東北大学特任教授の岩崎様からは事業継続計画(BCP)と連動した近年注目を浴びている地震保険の導入手法をわかりやすく解説いただきました。
参加者の皆様に大変ご好評いただきましたので、本セミナーの録画を掲載いたします。
地震保険を検討中の企業はもちろん、検討はしたいが社内でどう動いたらいいのかがわからないという方にもご参考いただける内容になっております。また現在地震保険を購入している企業では、より効率的でリーズナブルなコストを実現するための一助となれば幸いです。
ご登録の上、是非ご視聴ください。
第1部 「川崎重工業㈱における地震保険導入の事例紹介」
ゲストスピーカー:葛目 勝也 氏(川崎重工業株式会社 総務本部 管財部長)
第2部 「事業継続計画(BCP)と連動した地震保険の導入手法」
ゲストスピーカー:岩崎 智哉 氏(東北大学 災害科学国際研究所 特任教授)
右記のフォームにご記入、送信いただくと登録いただいたメールアドレス宛に担当者よりビデオ掲載ページへのリンクをお送りします。そちらのページにてセミナーの録画(約1時間)をご視聴いただけます。
なお、競合他社、保険会社、弊社としてお取引しかねるお客様、個人事業主様のご登録はご遠慮いただいております。予めご了承ください。