モデリングを支える能力
Iglooは包括的なリスク分析モデリングのプラットフォームで、各社の個別ニーズに合わせて様々な構成が可能です。事前構築モデル、クラウドベースの処理、データ処理とワークフローの自動化等、高速処理と使いやすさを最大限に活用できるオプションが用意されています。
- リスクと資本効率を考慮して、収益性向上のためのポートフォリオ構成と事業計画を分析します。
- 必要資本を推定し、将来の資本要件を予測するとともに、資本管理計画を策定します。
- 再保険やリスクエクスポージャーリミット等を手段として事業リスクの水準を把握し管理します。
- 資本規制要件や格付機関への対応業務をサポートします。
約20年間に及ぶ継続的な開発を経て、Iglooは今やリスクと資本モデリングの業界標準となっています。マーケットの変化に合わせ、それを支えるIglooやコンサルティングサポートも変化しました。Iglooは、世界中の130の様々な保険グループで1,500以上のライセンスが利用されており、グローバルマーケットリーダーとして高い支持を得ています。
他の追随を許さない機能
Iglooプラットフォームが選ばれる理由は以下のとおりです。
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高い柔軟性と操作性
様々なカスタマイズが可能な事前構築モデルを利用することによって、コーディングを必要とせず構成を設定するだけで、自社の事業に合わせたモデルのカスタマイズができます。あるいは、充実した開発ツールを使って全く独自のモデルをゼロから構築することも可能です。
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タイムリーな対応力
事業機会を逃すことなく素早くテストを実行したり、事業展開に合わせてモデルを迅速に更新したりすることが可能になります。
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詳細な分析に基づく理解
実装されている分析機能とカスタマイズ可能なレポート機能により、リスクに対する理解や競争力を高めるためのアイディアを得ることができます。
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ガバナンスと透明性
自社が必要とするガバナンスおよび監査証跡(例:規制へのコンプライアンス対応)を提供します。また計算プログラムは完全に開示されており、詳細な検証も可能です。
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最先端のハードウェアの利用
オンプレミスでの使用、またはクラウドを利用したスケールアウトから選択できます。
Iglooプラットフォームコンポーネント
ユーザーのニーズと予算に合わせて、様々なシステム構成が用意されています。Iglooプラットフォームのコンポーネントは次のとおりです。
- Igloo Capital Model(ICM)- 強力なユーザーインターフェイス(Igloo Manager)を備えた非常に柔軟性の高い事前構築モデル。
- Igloo Desktop - 資本モデルを構築するための開発環境。
- Igloo Cloud - モデルをスケールアウトして迅速な実行を可能とする超高性能コンピュータシステム。
- Igloo Unify - 資本モデリングのワークフローをエンドツーエンドで完全に自動化。
戦略的資産としてのリスクモデリングの活用
リスクや資本モデルを構築し世界中の拠点に展開したいと検討しているグローバルな保険会社、あるいは膨大な時間や人手をかけずにモデルの成果だけを得たい規模の小さい保険会社にとっても、Iglooはビジネスニーズに合わせた柔軟なコントロールを提供します。