WTWでは、コーポレート・ガバナンスに関する指名・報酬領域および取締役会実効性評価における支援に基づく知見、および経営陣に対する人材アセスメントおよびタレントマネジメントにノウハウに基づき、経営陣および取締役を対象とした360度評価をサービスとしてご提供しています。
経営陣においては、昨今の取り巻く環境の変化やその職責の違いを踏まえて、通常の管理職への360度評価とは異なり、様々なステークホルダーに価値を提供するための経営陣としての役割を適切に評価できる枠組みを提供するとともに、重要なステークホルダーたる従業員のエンゲージメントを高めるような行動がなされていたかを把握する枠組みを通じて評価を行います。同時に、周囲に対してネガティブな影響をもたらすリスクがないかという観点から、人の面でのリスクマネジメントおよびモニタリングに活用できるような設計・運用をご提案・実施いたします。
一方、取締役に対しては、スチュワードシップ責任を果たすというステークホルダーからの期待役割を果たすための取締役会の機能を踏まえた取締役個人の期待役割およびそれに基づく行動を基礎としたWTW独自のフレームワークにより、議長や指名委員長による評価、自身による評価、および相互評価のそれぞれに対応可能な評価の仕組みを提供しています。
WTWでは、主に以下のような点に基づいて、経営陣および取締役に固有の状況を反映した多面的な評価を提供することにより、貴社の経営陣および取締役の客観的な状況の把握と改善に向けた示唆を提示いたします。
経営陣360度評価の特徴
- 昨今の環境変化を踏まえて、今後の経営層に求められる行動に着目
- 従業員に対してネガティブな影響を与えうるリスクの測定
- 標準化された項目により、カスタマイズ不要で実施可能
- リーダーの行動の結果としての従業員体験の状況を把握
- 日本企業における経営層のベンチマークとの比較
- シンプルかつ秘匿性を担保した仕組みにより円滑に実施可能
経営陣特有の活用方法
- 指名委員会で定期的に確認することによる経営陣幹部の状況をモニタリング
- 他のアセスメント合わせて後継者候補の客観的な評価情報の一つとして活用
- 経営層の異動・配置等の育成計画を検討する際の参考情報として活用
- 業績評価に加えて、定性評価の一要素として報酬等へも反映
取締役360度評価の特徴
- スチュワードシップ責任・ステークホルダーの期待に応えるための行動に着目
- 政府当局やステークホルダーから重視される行動を網羅
- 標準化された項目により、カスタマイズ不要で実施可能
- 議長・委員長による評価、自己評価、相互評価のいずれにも対応可能
- シンプルかつ秘匿性を担保した仕組みにより円滑に実施可能
取締役特有の活用方法
- 取締役会の実効性評価と合わせて個人の実効性を定期的に確認
- 自己評価での回答を通じて自身の行動の振り返りに活用
- 結果を取締役個人にフィードバックすることで今後への期待の伝達・対話に活用
- 取締役の再任に向けた客観的な判断材料として活用することも可能
本サービスにご関心をお持ちの場合、右記のフォームにご記入いただき、送信いただくことで、ご登録いただいたメールアドレスへサービス紹介の資料(日本語、全24ページ)をお送りいたします。