新しい働き方、必要なスキルの変化、会社の社員の関係性の変化によって職場のあり方も変わっています。貴社のトータルリワードプログラムはこうした流れに対応しているでしょうか?
正しいトータルリワード戦略の有無が、グローバルな人材市場で効果的に勝ち残るか、落伍するかを左右します。
報酬、福利厚生、ウェルビーイング、キャリアプログラム等全てを統合したトータルリワードポートフォリオがあれば、社員のパフォーマンスを向上させ、ウェルビーイングとDEI（ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)の文化を促進します。また、それによって、ビジネスの成功に必要な人材のアトラクション、リテンション、エンゲージメントにおける競争力も引き上げられるようになります。
しかし、多くの組織は今日のダイナミックな環境変化に対応するトータルリワードへと見直しを行っていません。
職場の変化を起点としたトータルリワードの変化
WTWは、クライアント企業が職場環境をアップデートし、トータルリワード戦略を最新化する際に直面する課題や傾向に適切に取り組めるよう支援を行います。
- 職場のデジタルトランスフォーメーション、働き方、場所、作業方法の再定義
- 多様性に基づく会社への期待の変化によって重要性が増した、透明性とパーソナライズされた社員エクスペリエンス
- 新しい法律・規制による賃金の公平性やより広範なDEI課題などでの踏み込んだ変化
- 緊急的な総人件費の最適化
WTWは報酬、福利厚生、福利厚生、キャリアに関する幅広い専門知識、最先端のテクノロジーソリューション、豊富なグローバルデータとサーベイ調査結果(雇用主の慣行と社員の感情の両方)を活用します。それによって、今日の課題を明日の機会に変えるトータルリワード戦略とプログラムを設計します。
競争力のあるトータルリワード戦略
WTWは、クライアント企業が競合他社と一線を画すトータルリワード戦略を構築するのを支援します。
人件費構造の適正化: 報酬プログラムの維持には多大なコストがかかっています。だからこそ事業の業績、社員への魅力、退職率、エンゲージメントへの影響を正確に測定し把握することが求められます。トータルリワードの最適化 などのツールを利用すれば、主要な人材セグメントへの支出傾向を測定し、何が社員の意欲や行動に最も大きな影響を与える報酬なのかを特定できます。このアプローチを取ることでトータルリワードプログラムの投資対効果を引き上げられます。
社員の優先価値の理解: 社員セグメンテーション別の感度分析からのインサイト出しによって、新しい働き方をするワーカーを含む主要な人材グループが最重視する報酬を理解し、セグメント別の報酬ニーズを満たすよう調整されたプログラムを開発するのに役立てます。
クライアント企業のプログラムの報酬競争力評価: クライアント企業やその社員を取り巻く競争環境は急速に変化しています。変化やトレンドの方向性を知り、現在のトータルリワードがそれに応えられているのかを確認する調査を行う必要があります。
コンシューマーグレードのエクスペリエンスの提供: 今日の社員は、社内の福利厚生や報酬等の情報にアクセスするとき、自分が消費者として使っているインターネットサイトでの心地よいエクスペリエンスと同レベルを期待するようになっています。トータルリワードプログラムに関する情報提供においても、マルチチャネルテクノロジーを利用し、より多くの選択肢、柔軟性、パーソナライズを提供することで社員とのタッチポイントを通じた効果の引き上げが可能となります。
DEIの優先順位付け: トータルリワードプログラムが多様な労働力のニーズをよりよく満たし、包括的な文化を促進し、企業ブランドを構築できるように、正式なDEIの考え方の枠組みを作り上げる必要があります。また報酬の決定とコミュニケーションにおいて、フェアネスと透明性に対し社員の期待が年々高まっていることの冷静な認識も不可欠です。
環境、社会、ガバナンス(ESG)目標の推進: 人的資本はESG成功の鍵です。戦略的なトータルリワードプログラムは、社員が組織のESGの優先事項に全力を尽くすよう促す火付け役になる可能性があります。
トータルリワードを新しいワークモデルに合わせる: ペースの速いアジャイルな職場環境では、給与、キャリアプログラム、コア福利厚生、福利厚生を、柔軟な働き方や自動化やデジタル化の変革など、社員の進化に合わせて調整する必要があります。
これらの施策は、クライアント企業が差別化されたトータルリワード戦略を策定し、優秀な人材の獲得競争で勝ち、総人件費・人的投資をより効率的に管理するためのガイドとなります。
私たちは、クライアント企業が組織の競争力のある価値を高めるトータルリワードプログラムを構築するための効果的な支援を提供することをお約束します。
